総務部 総務グループ

 重松 靖子

 平成3年入社
 地元の企業が中心となって創立した専門学校へ、一期生として通っていました。その学校の創立時に先頭となって指揮を執られていた方が、当社の取締役をされていて、会社のパンフレットをくださり、正直言って会社名は知りませんでしたが、生活に欠かせない電力の供給を、当時副生ガスを中心に利用して行っている事を知り、とても興味深くまた身近に感じました。私も是非、地元の生活に縁の下の力持ち的存在で貢献している「戸畑共同火力」で働きたい!と思い、当社を希望しました。

 現在、総務グループの経理に所属しています。主に月次の資金計画をたて、現預金出納処理を行っています。定例の支払処理や購買の支払処理に加えて、当社は発電所ですので、燃料を使って発電をしています。その支払処理では、原油価格の変動や使用量によって、その月の支払額が大幅に変わってきます。いつも「計画表」「レート表」「支払スケジュール表」と格闘しています。

 入社して12年間は、総務(庶務)に所属していました。平成15年に経理へ所属となり、これまで無縁だった「億」という金額の世界に、目を耳を慣れさせるだけでも大変でした。そして、担当業務で「資金計画」を行う事になってからは、当社の状況にあった「資金計画」がうまく出来るか、毎日とても不安でした。初めて一人で月次の資金計画を行い、計画表を作成し、上長に「承認」をいただいた時は、ホッとしましたし自信も湧きました。それと同時に、実績との差が余りないよう、綿密な計画を行っていこう!という思いも強くなりました。

 入社して、ようやく電話応対にも慣れてきた頃に経験した失敗談をご紹介します。購買担当者宛に、伝言を受けました。内容は「納豆は、予定通り本日14時にお届けします」というものです。その伝言メモを見た購買担当の先輩は呆れ顔で、私にメモを返しに来られました。「当社は、食品会社ではないよね?ボルトって知ってる?その相方を「ナット」と言うんだけど…」。この日納品されるのは、「納豆」ではなく「ナット」でした。自分が勤めている会社は、どんな業種かわかっているのに…。伝言をただ受けるのではなく、意味を理解しながらメモを作らなくては…。当たり前の事が出来ず、顔から火が出そうなくらい恥ずかしい思いで反省しました。

 会社帰りに、お友達や会社の先輩・同僚と、時々食事に出かけます。また、年に何度か女性社員だけで、ドライブや旅行に行きます。計画段階から楽しくて、テンション上がりっ放しで当日を迎えるのですが、逆に帰る時は「もう終わりか・・・」と淋しくて、日にちの経った風船みたいにしぼんでしまい、皆に笑われてしまう事が多々あります。

 これまで学んできた知識、習得してきた技術を生かすために、「こういう仕事につきたい!」という目標を、皆さん持っておられると思います。途中、悩んだり、迷ったりする事があっても、どうぞ最後まで諦めずに、その目標や強い思いを胸に頑張って下さい。きっと、企業人として社会に踏み出した時、活動中に吸収した事全てが宝物になって、皆さんキラキラ輝いていると思いますよ!!





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