戸畑共同火力では、下記の基本理念および基本方針の下、地域および地球環境への取り組みを実施しています。発
電燃料として、九州製鉄所の生産プロセスから発生する副生ガスを有効利用するとともに、1977年には、日本で
初めて副生ガスとLNG(液化天然ガス)との混焼方式を導入し、よりクリーンな発電所として運転を続けてきました。
さらに、2004年には電源の安定化とコスト削減を目的に、副生ガスと石炭の混焼化設備も導入しました。化石燃
料を発電燃料として使用している以上、環境への負荷は避けられませんが、その負荷をできる限り抑えて、良質で安
価な電力の安定供給を続けるため、日々努力を続けています。
 また、当社は全国に先駆けて、厳しい排出基準を設けた北九州市との「公害防止協定」の第1号の締結企業でもあ
ります。その名に恥じぬよう、協定事項の遵守を徹底しています。

環境理念
   当社は、発電事業活動が環境に与える影響及び、環境保全活動への取り組みの重要性を認識し、より良い地球環境の実現を目指すため環境管理活動による取り組みを環境方針のとおり推進して、環境へ与える影響の低減に努める。
環境方針
 
  1. 当社の運営に関わる全社員が火力発電に伴う環境影響を認識し、積極的な環境管理活動に取り組むと共に、環境管理活動の継続的改善に努める。
  2. 当社の環境保全に関わる法令及び、自治体との協定などを順守する。
  3. 当社の安定運転が環境保全に大きく寄与することを認識し、環境への汚染の未然防止や社員の意識向上に努める。
  4. 設備の効率的な運用を図り、併せて省資源・省エネルギー、廃棄物の低減及び、リサイクルの推進に努める。
  5. 環境目標を経済的、技術的に実現可能な範囲で設定し、定期的または、必要に応じて見直しを行う。
  6. 環境理念・環境方針を開示する。
  7. 地域の環境美化への貢献など地域社会の一員としての活動を行い、関連会社との連携に努める。
具体的な活動
・環境負荷低減のための技術および設備の導入
 (詳細は下記「環境と省エネ対策」をご覧ください)
  ・「パソコンからのプリントおよびコピー用紙の使用量削減運動」の展開
・「昼休み消灯運動」の展開
  ・社外活動への参加
  「九州ふるさとの森づくり」植林活動へ参加
   九州電力(株)では、平成13年に創立50周年を迎え、これを記念して地域の人たちと一緒になった植林活動「九州ふるさとの森づくり」を開始し、九州全域に1年間に10万本、10年間で100万本の植林をめざしています。
 当社も、グループ会社の一員として、古賀グリーンパーク(福岡県古賀市)の植林活動に平成15年度から参加しています。  


 環境負荷低減のための技術および設備の詳細はこちらから  環境管理活動の継続的な維持、改善を行う体制を整備しています





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